コンビニ経営って地獄なの?
初めまして。nira(にら)と申します。初のブログ投稿です。
30代で縁あってコンビニの経営を始めました。
それまでは工場づとめのサラリーマンである自分が経営をするなんて思ってもみませんでしたが、話はどんどんと進んでいき、お店がオープン。
何もわからない状態からスタートして3年が経過しました。
目次
コンビニ経営を始めてからの経緯
開店当初は売り上げも低く、アルバイトも少なかったため朝6時出勤〜夜10時まで仕事といった日々を送っていました。
しかし3年が経過し売り上げも徐々に伸び、アルバイトも徐々に定着していき、ようやく自分の時間が持てるようになり、少しずつお金も稼げるようになってきました。
よく、ニュースやネットなどでは"コンビニのオーナーは絶対やってはいけない"とか"現代の奴隷制度だ"といったことを目にします。
コンビニオーナーになってはいけない
このような書籍まで販売されている状況です。
僕のお店がオープンした直後の売り上げは30万円代中盤ほどでした。
ローソン、ファミリーマートの平均日販が50万円代前半くらい。
業界トップのセブンイレブンで平均日販60万円代ですから、この30万円という日販はかなり低い方であると言えます。
実際に経験してみたから言えますが、30万円代の日販というのは相当に厳しいです。
毎日8時間ほどシフトを埋めて人件費を削減してもまだ生活がおぼつかないくらいです。
これが40万円代になってくると少しづつシフトにアルバイトを使える比率が高くなります。
ウチの店は月によって変わりますが現在日販60万円前後です。
ここまでくればシフトに入らずともアルバイトだけでお店が回せるようになります。
(アルバイトが集まるかどうかはまた別のお話ですが 笑)
"コンビニ経営=地獄"とひとまとめにするのは違う
中央値がわからないので断言はできませんが、全国の平均値が50〜60万円ということは実際に平均日販30万〜40万円代のお店もそれなりにあるでしょう。
日販100万円の店は存在しますが、日販0円の店は存在しないため中央値は平均値よりも低くなるはずです。
このように経営が上手くいかず日販30〜40万円代で苦労しているオーナーさんも沢山いるのは事実だと思います。
また日販だけでなく、人手不足によってアルバイトが集まらず長時間労働になってしまっているオーナーさんもおられます。
ただしこれはコンビニに限った話ではありません。
経営をする以上、自分が予測できないトラブルや困難はついて当たり前なのです。
つまり何が言いたいのかというと
コンビニオーナーも通常の経営者と同じく色々なパターンがあるということです。
- 稼げずめちゃめちゃ苦しんでる人
- 人手不足でブラック企業も驚くくらい長時間労働してる人
- 適度に働きそれなりに稼げている人
- 不労に近いくらい自由な時間を手に入れている人
- サラリーマンでは考えられない程の収入を叩き出す人
ほんとうに様々です。
そんな中で僕は幸いにも今の所、売り上げも確保できていますし、人手も足りています。コンビニというシステムに全く不満がない訳ではないですが、今の生活に不満はありません。
というわけで、コンビニオーナーは稼げないとか、コンビニオーナーだから休めないというのは間違いで、コンビニオーナーの中にもちゃんと稼げてる人はいるし、大成功を収めている人もいるということは知っておいていただきたいと思います。
経営者であるならば利益の向上を追及せよ
コンビニオーナーが通常の経営者と本質的には何も変わらないという事はご説明しました。
という事はコンビニオーナーも経営者ですから利益の追求はしなくてはいけません。
僕も現状に満足しているという訳ではなく、やはり最終的には労働という縛りから完全に脱出し、より多くの利益を確保できるようになりたいと思っています。
このブログではコンビニオーナーという仕事について蔓延しているマイナスイメージを払拭するために、コンビニオーナーそんなに悪くないよって事を僕の実体験などを踏まえて記録していきます。
コンビニフランチャイズに加盟を考えている方や、起業、独立を考えている人の参考になれば幸いです。